GeForce RTX5070は、ミドル~ハイクラスに相当するモバイルGPUです。
人気や売上数でいえばGeForce RTX5060かもしれませんが、ワンランク上の性能をもたせることで最新ゲームの快適性が高まったり、動画編集や配信などでの性能不足を感じにくくなる恩恵があります。
あわせて「GeForce RTX5070搭載のおすすめゲーミングノートパソコン」も紹介しますので参考にして下さい。
>RTX5060(Ti)搭載のおすすめデスクトップPC >RTX5060搭載のおすすめゲーミングノートPC >RTX4050搭載のおすすめゲーミングノートPC |
目次
GeForce RTX5070の性能比較
GPU | スコア(PassMark) |
GeForce RTX5070 | 19853 |
GeForce RTX5060 | 17527 |
GeForce RTX5050 | 15458 |
GeForce RTX4070 | 19548 |
GeForce RTX4060 | 18558 |
GeForce RTX4050 | 15769 |
GeForce RTX3060 | 12151 |
NVIDIA GeForce RTX 5060は、2025年から市場に出回りだしたGPUです。
RTX5070のスコアは約20000近くで、RTX5060を比較してもスコアで大きな差が開いています。ですがRTX4070からの進化は限定的で省電力性を向上させた意味合いのほうが強くなっています。
RTX4070を全体的に10~20%ほど上回る性能で、旧ハイエンドクラスのRTX 3080に匹敵するレベルとも言われています。WQHD以上の高解像領域も視野に入ってくるので、ノートパソコンに性能を求めるユーザーに選ばれそうな印象です。また Tensorコア強化により、生成AI や動画編集が高速化しているので、ゲーマーだけでなくクリエイターにも求められるでしょう。
GeForce RTX5070 ゲーミング性能
FF15
1920×1080(標準品質)
3840×2160(標準品質)
GPU | 設定 | スコア |
RTX5070 | 3840×2160(標準品質) | やや快適(6422) |
1920×1080(標準品質) | 非常に快適(17535) | |
RTX5060 | 3840×2160(標準品質) | やや快適(5231) |
1920×1080(標準品質) | 非常に快適(14644) | |
RTX5050 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4014) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(10345) | |
RTX4060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4493) |
1920×1080(標準品質) | 非常に快適(12899) | |
RTX4050 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4066) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(11812) | |
RTX3060 | 3840×2160(標準品質) | 普通(4433) |
1920×1080(標準品質) | とても快適(10672) |
RTX5070は「フルHDで非常に快適」「4K解像度でやや快適」という結果が得られました。RTX5060と比較しても大体20~25%くらい高いスコアが出せています。
正直ゲーミングノートパソコンならRTX5060クラスで十分と思っていましたが、これだけ差がつくのであればRTX5070クラスを選択したくなってきます。DLSS4でフレームレートを挙げられますし、レイトレーシング時の安定性も向上しているとあれば結構恩恵は大きそうですよね。
モンハンワイルズ
フレーム生成オフ
フレーム生成オン
フルHD/ウルトラ設定 | フレーム生成オフ | フレーム生成オン |
RTX5070 | 快適にプレイできます 23184/68.76FPS |
快適にプレイできます 17712/104.98FPS |
RTX5060 | 快適にプレイできます 18361/54.58FPS |
快適にプレイできます 15172/89.84FPS |
RTX5050 | 問題なくプレイできます 10816/32.66FPS |
設定変更を推奨します 7704/45.29FPS |
モンハンワイルズでもRTX5060を15~25%くらい上回るスコアです。フレーム生成オフでも60FPSを超えてくれますし、フレーム生成オンなら100FPSを超えます。少し設定を調整してやれば144Hzあたりも狙えると思うので、ゲーミングモニターに接続して使いたいって人にも良さそう。性能面もちゃんと期待できるGPUです。
GeForce RTX5070で遊べそうなタイトル
多くのタイトルをフルHDウルトラ~WQHDで遊べるでしょう。AAAタイトルもプレイ可能です。
GeForce RTX5070がおすすめな人
- 性能をちゃんと確保したい人
- フルHD~WQHDゲーミングをカバーしたい人
- 高解像動画編集やライブ配信をしたい人
- ゲーマー、上級者向け
GeForce RTX5070が搭載されたゲーミングパソコンなら、最新ゲームでも余裕のあるパフォーマンスが得られました。前世代からの進化は限定的であるものの、ミドルクラスで人気のRTX5060を約20%くらいは上回るパフォーマンスを見せてくれました。この差は結構大きいと思うので、こだわりの強いゲーマー、忙しいクリエイターの方にも選ばれるGPUだと思います。
メインで使えるゲーミングノートPCが欲しいとか、デスクトップは置けないけど性能は妥協したくないみたいな上級者の方におすすめです。
GeForce RTX5070搭載のおすすめノートパソコン
マウスコンピューター G-Tune H6
CPU | Ryzen™ 9 8945HX |
GPU | GeForce RTX™ 5070 |
RAM | 32GB |
SSD | 1TB SSD |
価格 | 279,800円 |
今回のテストで使用したマウスコンピューターのゲーミングPCです。16型大画面モニターは300Hzリフレッシュレートに対応!CPUもグラボも高性能なのでデスクトップに負けない処理能力を実現しています。最新ゲームタイトルもしっかり遊びたい、数年後も現役で使えるスペックが欲しいという人におすすめです。必要ならRTX5080、RTX5090も選べます!
マウスコンピューター G Tune P6
CPU | Core™ i7-13700HX |
GPU | GeForce RTX™ 5070 |
RAM | 16GB |
SSD | 500GB SSD |
価格 | 229,700円 |
性能は確保したいけど予算を抑えたいという人には「G TUNE P6」がおすすめ!RTX5070を搭載したモデルは28~30万円あたりが相場ですが、それよりずっと安い約23万円です。CPUが旧世代だったり、モニターが16型180Hzになっていたりとスペックが落とされている部分もありますが正直noteで300Hzとかほぼ出せませんし、CPU性能も配信とか動画編集とかやるのに十分な性能は確保できます。コスパで選ぶならこのモデル!
ドスパラ GALLERIA ZL7C-R57-6A
CPU | Core Ultra 7 255HX |
GPU | GeForce RTX 5070 |
RAM | 32GB |
SSD | 1TB SSD |
価格 | 279,980円 |
16型WQXGAモニターを採用し、300Hzリフレッシュレートに対応した本格的なゲーミングノートです。CPUには高性能なCore Ultra 7 255HXが搭載されているので、インテル準拠のアプリを使う人にもおすすめ、もちろんゲームもクリエイティブも余裕をもってこなせるパフォーマンスで、配信や動画編集などマルチに活躍してくれるでしょう。
Lenovo Legion 7i Gen 10
CPU | Core Ultra 9 275HX |
GPU | GeForce RTX 5070 |
RAM | 32GB |
SSD | 1TB SSD |
価格 | 287,783円 |
16型WQXGA・OLEDディスプレイを搭載した表現力に優れたモデルです。CPUもCore Ultra9搭載でパフォーマンスが高く、正確な編集作業も行いたいような配信者、ビデオクリエイターにおすすめのモデルです。セールのタイミングで値段変動が結構大きいので買うタイミングだけ要注意!
まとめ
・GeForce RTX5070は確かなゲーミング性能!
・RTX5060より約15~25%以上の性能を確保できる!
・搭載モデルは30万円前後!
RTX5070シリーズならゲーミング性能をしっかり確保でき、CPUもCore 9やRyzen 9が選べるなどクリエイター目線でも魅力的なタイプが多いです。ミドルクラスのRTX5060よりも約20%くらいは性能向上に期待ができるので、確実に性能を確保したいという上級者には本当におすすめできるグラボです。僕も5000番台で選ぶならRTX5070搭載モデルから選びたいくらいです。
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