フロンティア(FRONTIER)はBTO(受注生産)パソコンメーカーとして高性能なゲーミングPCを販売しています。
あまり知られていないかもしれませんがヤマダ電機子会社の「インバースネット」が販売しており、ECサイトだけでなく直営店やヤマダ電機でも購入が可能です。週替わりや月替わりでセールを行っており、ほぼ常駐的に安売りされているので初心者から上級者まで幅広いユーザー層がお得にゲーミングパソコンを手に入れることができます。
この記事では、フロンティアのゲーミングパソコンの特徴をユーザー目線で解説します。合わせてコストパフォーマンスの高いモデルを厳選して紹介しますので参考にして下さい。
目次
【FRONTIER】ゲーミングPCの評判や特徴
- 国内生産の品質の良さ
- セール品がとにかく激安
- パーツ品質にこだわっている
フロンティアは国内生産体制をしいており、組み立てから検査までを山口県で行っています。台数限定セールや、期間限定セール、アウトレットといったセールが頻繁に行われており、タイミングがよければ他社と比べて数万円近く安く購入できるようなモデルもあります。
ユーザー目線だと「安すぎて逆に大丈夫かな?」と心配になるくらいです。でも心配は無用で、国内生産や国内サポートの体制が整っていますし、電源やメモリなどパーツ品質にもかなりこだわっています。激安のため在庫の回転も早く、あっという間に売り切れる場合もあります。新年セールなどはサイトアクセスが集中しすぎてダウンしてしまうほど注目度の高いメーカーです。
気になったセール品は「見つけた時が買い時」だと思って確保しておきましょう。
業界最高クラスのコストパフォーマンス
フロンティアでは、セールを頻繁に開催するだけでなく、ゲーム推奨モデルや、初心者向けにモニターやキーボードなどがセットになったスターターキットなども販売しています。
安いと言っても強化ガラス製サイドパネルやRGBライティングを採用したモデルが多く、見た目やトレンドにもこだわった設計になっています。インテルの最新CPUや、Geforceの最新グラボも積極的に取り入れており、3Dゲームや動画編集など高負荷な作業に最適な高性能パソコンを手に入れることができます。
市場では売り切れてしまっているようなパーツ在庫を持っていることもあり、Ryzen X3D系のゲーム特化のCPUや、大型ハイエンドグラボを搭載した本格的なゲーミングパソコンにも強い印象です。
セールは頻繁に行われていますし、どのタイミングで見ても割安で購入できるのはユーザー目線で嬉しいです。また在庫が切れても補充されるケースもあるので定期的なチェックをおすすめします。見るだけなら損はしませんしね。
【FRONTIER】注意点
- カスタマイズがあまりできない
- 通常モデルはうま味が少ない
- ノートパソコンのラインナップが少ない
- 店舗があまりない、実機を見れない
セールが頻繁ということは、内容や価格も頻繁に変更されるということです。購入しようと思っていたモデルが、翌週には高くなっていたなんてこともあるかしれません。セール意外のモデルはお得感が薄いイメージもありますし、ノートパソコンのラインナップは少ない印象です。
フロンティアはなんと言ってもセール中心のメーカーなので、スペックは固定されていることも多いです。あまりカスタマイズができないという意味では、玄人受けは悪いのかもしれません。(すでに完成されているという説もありますが・・)
納期も時期によって遅延する可能性があるので、余裕のあるタイミングでの注文を心掛けた方が良いでしょう。店舗数も決して多くはないので実機に触れたり、相談の機会が得られないということもありそう。
【FRONTIER】おすすめのゲーミングPC
FRGKB760/WS409/NTK
CPU | Core i7-14700F |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4060Ti |
ストレージ | 1TG SSD |
毎日のようにセールを行っているフロンティアならCore i7-14700F×RTX4060Tiの組み合わせで税込20万円台です!Core i7なら変種作業などの高負荷な作業も快適に行えます。この構成はクリエイターにも安定の人気といった感じで、使う人を選ばないところがあります。メモリも32GBあるのでマルチ作業にも強いですし、ゲームの配信や動画編集も楽しめるでしょう。迷ったらこの辺りから検討を始めると良いでしょう。
FRGKB550/WS331/NTK
CPU | Ryzen 7 5700X |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4060Ti |
ストレージ | 1TG SSD |
さらに費用を抑えたいならRyzen 7 5700X×RTX4060Tiの組み合わせがおすすめ!この構成で税込16万円台という破格のお値段になっているので、コスパよくゲームを遊べるでしょう!このクラスでも写真や動画編集を楽しんでいる一般ユーザーであれば、まずスペック不足に陥ることはありません。余った予算で本格的なモニターやゲーミングデバイスを購入すれば良い環境が構築できそうです。
FRGHLB860/WS409
CPU | Core Ultra 7 265F |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 5070 Ti |
ストレージ | 1TB SSD |
CPUに最新のインテルCore Ultra 7 265Fを搭載したモデルです。CPUシェア率も高いとあってアプリなどの安定感はピカイチですし、写真編集や動画編集といったクリエイティブな用途にも強いです。グラボもGeForce RTX 5070 Tiとあって、最新ゲームも高解像高設定でプレイ可能です。安く買いたいという人よりも、穴を作りたくないという人におすすめのモデルです。
FRGHLMB650/WS410/NTK
CPU | Ryzen 9 9950X3D |
メモリ | 32GB |
グラボ | Radeon RX 9070 XT |
ストレージ | 2TB SSD |
ゲーミング最強クラスのCPUであるRyzen 9 9950X3Dが搭載されているモデルです。Radeon RX 9070 XTはVRAM容量も多く、同価格帯のGeforce RTXシリーズよりもフレームレートを出しやすい傾向にあります。サイドガラスパネルやRGBファンが搭載されていて、見た目の演出にもこだわりたい人におすすめのモデルです。
FRGHLB650/WS730
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
ストレージ | 1TB SSD |
ゲーミング特化のCPUであるRyzen 7 7800X3Dを採用しているので、フレームレート向上に期待ができます。編集作業もやるけどガチでシューティングゲームなどをやりこみたい人にはおすすめのモデルです。
まとめ
フロンティアはセールを中心にお得なゲーミングパソコンを提供しているBTOパソコンメーカーです。国内生産、国内サポート体制が整っており、店舗数は少ないものの実店舗での営業実績もあります。ヤマダ電機系列であることから信頼性の面でも問題ありませんし、競合他社よりも安く購入できる傾向にあると思います。また在庫も比較的豊富で他社なら売切れてしまっているパーツが手に入ることもあり、意外とダークホース的な存在です。
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