マウスコンピューターは国産BTO(受注生産)パソコンメーカーとして業界をけん引する存在です。芸能人を起用したコマーシャルなど露出も多く、存在を知らないという人のほうが少ないくらいかもしれません。
マウスのゲーミングパソコンは「G Tune」と「NEXTGEAR」があり、国内組立、24時間365日電話サポート、3年保証を標準でつけるなど高い評価を受けています。プロゲーマーやeスポーツ向けの高性能モデルから、初心者にも優しいモデルまで幅広い層に向けた商品が展開されています。
この記事では、マウスコンピューターのG Tune/NEXTGEARを中心にユーザー目線で解説します。合わせてコストパフォーマンスの高いモデルを厳選して紹介しますので参考にして下さい
目次
【G Tune/NEXTGEAR】の特徴
- 国内生産の品質の良さ
- トップクラスに安い価格設定
- ラインナップが豊富
- 24時間365日のサポート体制
- 実店舗による細かなサービス
価格競争の激しいBTOパソコン業界ですが、その中でもマウスコンピューターは仕上がりの良さがウリです。品質に妥協せずに、抜き打ち検査の頻度を増やしたり、パソコン内部の温度が上がらないように設計したりと手抜きはありません。
そのおかげか故障率も低く、万が一あったとしても店舗や365日体制のサポートセンターがあるので安心です。修理も平均72時間以内と迅速なので、トラブル時のサポート力を重視する人には安心して購入がきるでしょう。ただし競合他社よりも高めの価格設定になっている印象もあります。
ゲーミンング向けとして「G Tune」と「NEXTGEAR」がありますが、個性の強い製品が欲しいならクリエイター向けの「DAIV」に目を向けるのも悪くありません。→DAIVの口コミや評判
G Tuneはeスポーツ業界をけん引するような働きもしていますし、多くの大会やイベントで利用された実績もあります。モンハンワイルズなどのゲーム推奨モデルもあり、著名人・有名人とのコラボもあるので「買ってからの満足度が高い」のも特徴です。
【G Tune/NEXTGEAR】どっちを選ぶ?
よくある疑問として「G TuneとNEXTGEARのどちらを選べばいい?」というのがあるかと思います。
G Tuneはラインナップが多く予算や用途に合わせて選択できますし、マウスコンピューターの直営店だけでなく量販店でも実機が見れるのが特徴です。さらにインテルCPU搭載モデルがあるのもG Tuneです。最新パーツがいち早く採用されるのもG Tuneなので、高性能モデルや実績・安定感を重視するならG Tuneです。
NEXTGEARはECサイト限定で、デスクトップとノートのデザインも1種類ずつ(カラーバリエーションはあり)みたいな感じです。CPUはAMD搭載でコスパを高め、広告などコストカットを追求して価格を抑えているのが特徴です。安いモデルなら12万円台くらいから用意されているからビックリします。カジュアルゲーマーや初心者でも手を出しやすいポジションにあるのがNEXTGEARです。
- 予算が潤沢で実績重視ならG Tune
- コスパを重視するならNEXTGEAR
【G Tune/NEXTGEAR】注意点
- デザインがシンプルすぎる
- 在庫切れが目立つ
- 納期が長くなってきている
- コスパは他社に劣る
マウスコンピューターの特徴としては、ケースデザインが実用向けで面白味に欠けるところがあります。RGBライティングやサイドガラスはオプションというのがほとんどです。人気モデルや在庫切れもしばしばあり、ここ最近は納期も長くなってきている印象も受けます。
サポート力では他社を圧倒しますが製品価格に反映しているところもあり、競合他社に比べて割高感もあります。特にG Tuneのハイエンドモデルなどは高い印象なので、価格を抑えたい人はNEXTGEARから選択するのが良さそうです。
【G Tune/NEXTGEAR】おすすめのゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A7G70 | 予算20万円くらいの人におすすめ
CPU | Ryzen 7 5700X |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 5070 |
ストレージ | 1TB SSD |
NEXTGEARブランドではミドルクラスあたりで、標準で水冷CPUクーラーを搭載しているのがポイント。冷却性が高く、CPUのパフォーマンスも最大限引き出せます。GeForce RTX 5070はVRAMが12GBと余裕があり「モンハンワイルズ」などの最新ゲームも高画質で快適にプレイできます。メモリは32GBにカスタマイズ推奨。
G TUNE E5-I7G50BK-B | ゲーミングノートPCならコレ!
CPU | Core i7-13620H |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 4050 |
ストレージ | 512GB SSD |
15.3型WQXGA(2,560×1,600/180Hz)モニター搭載のゲーミングノートパソコンです。滑らかな映像を楽しめて、作業性も良いのでマルチに使っていけます。CPUはCore i7なので動画編集や配信などの高負荷作業にも対応できますし、RTX4050は上位グラボに迫るほどのパフォーマンスをもっています。この構成で15万円台はメーカーのラインナップの中でもトップクラスのコスパだと思います。上位モデルにRTX4060/RTX4070搭載モデルもあるので用途に合わせてどうぞ。
G TUNE FG-A7G80 | 最高峰のゲーミング環境構築に!
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 5080 |
ストレージ | 2TB SSD |
G Tuneの新ケースを採用したモデルで、アルミ素材による質感やスリットデザインにより存在感をアピールできます。Ryzen 7 9800X3D+GeForce RTX 5080搭載なので最高クラスのゲーミング環境が得られるのもポイント。4K最高画質でゲームを遊びたいとか、とにかく勝利にこだわりたいゲーマーにおすすめのモデルになります。
NEXTGEAR JG-A5G60 | 12万円台!とにかく安く買いたい人へ
CPU | Ryzen 5 4500 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX4060 |
ストレージ | 1TB SSD |
CPUの処理能力は低めですが、グラボがミドルクラスのRTX4060搭載で12万円台という価格が魅力です。RTX4060も最新ゲームではやや力不足になりつつありますが、人気バトロワ系タイトルや、フルHDゲーミングなら割と快適に遊べます。予算に余裕があるなら他のモデルをすすめますが、予算が少ない人や、とにかく安く買いたいという人には選択肢になるでしょう。
マウスコンピューター DAIV Z6
ゲーミングブランドではなく、クリエイター向けの「DAIV」シリーズからもおすすめを1台紹介。それほど知っておいてほしいという推しモデルです。DAIV Z6シリーズは、16型(2,560×1,600)モニターを搭載しながらも重量を約1.6kgに抑えたモデル。作業効率性と高い処理能力を併せ持っているため、ウェブクリエイター、フォトグラファー、イラストレーター、ビデオクリエイターなど多くの人におすすめできるモデルです。
まとめ
マウスコンピューターのゲーミングパソコンは、国内企業の強みを生かした製品展開を行っているのが魅力です。また3年保証や24時間365日電話サポート、72時間以内での修理完了を目指すなどサポート力には定評があります。eスポーツ業界をけん引するなどメーカーとしての存在感もありますし、真面目や誠実といった言葉が似あうメーカーだと感じます。
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